円山動物園のマレーグマが婿探し 札幌から豊橋へ

愛知県豊橋市の豊橋総合動植物公園に貸し出されるマレーグマの「ハッピイ」

 札幌市の円山動物園は23日、マレーグマの雌「ハッピイ」が愛知県豊橋市の豊橋総合動植物公園に貸し出されると明らかにした。若い雄との繁殖を目指すための「婿探し」で、5月23日に移動。6月4日から同動植物公園での展示が始まる予定。

 ハッピイは高知県立のいち動物公園(同県香南市)生まれの12歳。円山動物園に貸し出されていたが、共に暮らす9歳の雄「ウメキチ」が療養中のため、新たなペアを作らせることになった。

 円山動物園の担当者は「新たな場所でも元気に暮らし、たくさんの子孫を残してほしい」と話している。


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