アジア発生の豚コレラで対応強化 農水省、関空で検査公開

関西空港で没収された肉製品など=22日午後

 中国などアジアでのアフリカ豚コレラの発生を受け、農林水産省動物検疫所関西空港支所は22日、肉製品の持ち込みに対する対応を強化した。輸入申告がないなど違法な持ち込みが確認された場合は警告書を渡し、悪質な場合は警察に通報する。

 この日は関空の入国検査場で検査の様子を報道陣に公開。検疫探知犬が旅客のスーツケースのにおいをかいだり、担当者が中国語や英語で書かれた注意書きを掲示したりして肉製品の存在を確認し、手作りとみられるギョーザやソーセージなどを没収した。同支所によると、関空で没収される肉製品は1日10〜200キロになるという。


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