ふるさと納税で修復へ、北海道 火災被害の夕張市博物館

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 北海道夕張市石炭博物館の模擬坑道で18日に発生した火災を受け、市は22日までに坑道修復を目的として、ふるさと納税の募集を始めた。坑内の煙は注水作業により収まったが、鎮火は確認されておらず、営業再開の見通しは立っていない。

 模擬坑道は実際に石炭が掘られた跡で、国の登録有形文化財に指定されている。昨年1年間で3万人余りが訪れ、観光の目玉施設となっている。

 夕張市は全国唯一の財政再生団体で、多額の費用が見込まれる修復を自力で行うのは困難と判断し、ふるさと納税の活用を決めた。同市は「修復には多くの時間や資金が必要だ。温かい支援をいただきたい」と呼び掛けている。