堺市長が辞職へ、政治資金問題で 2億3千万円分修正

堺市の市議会議長(右)に辞職願を提出する竹山修身市長=22日午後、堺市役所

 堺市の竹山修身市長が自身の政治資金問題を受けて辞職する意向を固めたことが22日、市議会関係者への取材で分かった。「これ以上、市政を混乱させられない」として、4月30日付の辞職願を市議会議長に提出した。市選挙管理委員会によると、議長から辞職の通知を受けてから50日以内に市長選が実施される。

 竹山氏は後援会などの政治資金収支報告書に多数の誤りが発覚し、これまで修正を繰り返していた。修正総額は2億3千万円を超え、市議会は23日の議員総会に竹山氏を呼んで追及する方針だった。


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