米政権、イラン原油の全面禁輸か 22日に猶予撤廃発表と報道

イラン・カーグ島の産油設備(ロイター=共同)

 【ワシントン共同】米紙ワシントン・ポスト電子版は21日、トランプ米政権がイラン産原油の禁輸から日本など8カ国・地域を除外した猶予措置を撤廃する方針を固めたと報じた。22日午前(日本時間同日夜)にポンペオ国務長官が発表する予定という。

 イランは経済の根幹をなす原油輸出が完全に禁止されることになり、反発を強めるのは確実だ。猶予措置の期限が5月2日に切れるのを見据えて既に輸入を減らしている日本も、調達先の本格的な変更を迫られる。


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