岡山、復興商店街が全店オープン 真備で記念式典

岡山県倉敷市真備町地区の「復興商店街」の全事業所開店を祝う記念式典でテープカットをする伊東香織市長(前列左から3人目)ら=21日

 昨年7月の西日本豪雨で被災した中小事業者向けに建設された岡山県倉敷市真備町地区の「復興商店街」で21日、全事業所の開店を祝う記念式典が開かれた。伊東香織市長は「地域が復興するには中小企業の再建が大切。復興元年としてがんばりましょう」とあいさつした。

 公募で選ばれた酒店や整骨院など計5店が21日までにオープンした。真備町地区で被災した企業の支援のため、仮設店舗として市が約2年間無償で提供する。市の文化施設の駐車場に整備され、3月1日に完成。最初の店舗となる保険代理店が同月14日に業務を始めた。


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