逮捕の少年が一時逃走、栃木 5時間後に出頭

 栃木県警は21日、オートバイで信号無視したとして道交法違反の疑いで現行犯逮捕した住所、職業不詳の少年(17)が一時逃走したと発表した。両手に手錠をつけたまま走って逃げたが約5時間後、足利署に出頭した。

 県警によると、21日午前0時15分ごろ、同県足利市田中町で、6、7台のオートバイが信号無視など集団暴走した。パトカーで追跡中の足利署員が少年を逮捕したところ、付近にいた少年の知人らが集まり、隙を見て逃げたという。署員は腕や服をつかまれ、公務執行妨害容疑で建設業の男(24)を逮捕した。

 県警は「検証して逃走経緯の解明に努める」とコメントした。


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