2019年4月21日 05:00 | 無料公開
21日投開票の統一地方選後半戦で、全国の警察は投票終了後、選挙違反事件約30件の一斉摘発に乗り出す。約70人を取り調べる予定で、買収容疑が約8割を占める。
警察庁によると、後半戦では19日現在、候補者を殴るなどの自由妨害の容疑で3件で3人を逮捕した。7日投開票の前半戦と合わせると、これまでに14件で、18人を摘発(逮捕者は16人)。2015年の前回同時期の摘発状況と比べると5件、8人減った。
警告は前後半戦合わせて3412件で、95・3%に当たる3253件が文書違反だった。インターネットを利用した違反の警告は41件で、前回同時期より8件増えた。