尼崎JR脱線事故遺族らが講演会 「組織罰」導入改めて強調

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「組織罰を実現する会」の講演会で訴える尼崎JR脱線事故遺族の大森重美さん=20日午後、兵庫県川西市

 2005年の尼崎JR脱線事故から25日で14年となるのを前に、大規模事故の遺族らでつくる「組織罰を実現する会」が20日、死亡事故で法人の責任を問う「組織罰」の導入を目指して兵庫県川西市で講演会を開き、参加した遺族は組織としての法人を処罰する仕組みが必要だと改めて強調した。

 脱線事故で長女を亡くした大森重美さん(70)は、事故を巡り業務上過失致死傷罪に問われたJR西日本の歴代3社長らの無罪が確定したことを踏まえ「大事故でも誰も責任なしでは、遺族として納得いかない。誰も責任を取らない無責任社会を変えて、事故のない安全な社会を目指したい」と訴えた。