神話の山で天皇即位祝う 令和初日、高千穂峰登山会

霧島連山・高千穂峰の山頂で新元号「令和」の発表を祝う人たち=1日(宮崎県高原町提供)

 天皇の初代とされる神武天皇の曽祖父ニニギノミコトが降臨したとの神話が伝わる宮崎県の霧島連山・高千穂峰(1574メートル)で、新天皇の即位を祝う登山会が、「令和」の時代が始まる5月1日に開かれる。頂上で午前11時半ごろから神楽の奉納や新元号の揮毫をする。

 神武天皇が生まれた地とされる、麓の同県高原町の有志が企画した。午前5時半に町内の「皇子原公園」に集まり、神事をして頂上を目指す。登山が困難な人向けのウオーキングコースもある。

 申し込みは町商工会へ24日まで。ホームページからも応募可能。参加費は高校生以上が千円、中学生以下500円。雨天決行。


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