空自T4練習機の飛行見合わせ ブルーインパルス中止も

飛行するブルーインパルスの機体

 航空自衛隊は19日、主にパイロットの養成に使われるT4練習機のエンジンに不具合が見つかったと公表した。2日から飛行を見合わせており、部品を交換し、安全が確認された機体から順次飛行を再開する。T4は松島基地(宮城県東松島市)所属の飛行チーム「ブルーインパルス」が使用している機体で、少なくとも4件のイベント参加を見合わせる。

 空自によると、2日午後1時10分ごろ、三沢基地(青森県)を離陸した直後のT4の右エンジンから異常音と振動がしたため、三沢基地に緊急着陸した。エンジン内部のタービンブレードという羽根の1枚が外れ、内部を傷つけていた。


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