作家の小池一夫さんが死去 「子連れ狼」漫画原作者

死去した小池一夫さん

 映画化され大ヒットした漫画「子連れ狼」の原作などで知られる作家の小池一夫(こいけ・かずお、本名俵谷星舟=たわらや・せいしゅう)さんが17日午後8時ごろ、肺炎のため東京都内の病院で死去した。82歳。秋田県出身。葬儀・告別式は近親者で行った。

 漫画家さいとう・たかをさんのプロダクションで「ゴルゴ13」の原作を手掛けるなどした後、1970年から雑誌で「子連れ狼」(小島剛夕さん作画)の連載を開始。さすらいの旅を続ける剣の達人、拝一刀と息子の大五郎の物語で、映画やテレビドラマ化され、海外でも人気になった。劇画原作の代表作に、「修羅雪姫」「御用牙」「乾いて候」など。


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