志賀草津道路が日中のみ全線開通 火山活動で昨秋から一部通行止め

注意を呼び掛けるチラシを受け取る通行者(右)=19日午前、群馬県草津町

 群馬県草津町と長野県を結ぶ観光ルートで、草津白根山の白根山の火山活動に伴い一部通行止めになっていた志賀草津道路(国道292号)が19日、日中に限り全線開通した。例年4月下旬〜11月中旬に開通しているが、火山活動の影響で昨年9月に約8・5キロが通行止めになり、そのまま11月に冬季閉鎖。昨年全線通行できたのは計9日間で、草津温泉の観光客数の減少につながった。

 気象庁は噴火警戒レベル2(火口周辺規制)を維持し、火口から半径1キロの範囲で大きな噴石に警戒するよう呼び掛けている。


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