パリ消防隊員は「模範」 大火災で仏大統領称賛

18日、パリのエリゼ宮(大統領府)でマクロン大統領と面会した当局者ら(AP=共同)

 【パリ共同】フランスのマクロン大統領は18日、パリ・ノートルダム寺院(大聖堂)の大火災の消火活動に関わったパリの消防隊員約250人らをエリゼ宮(大統領府)に迎え「全国、世界の目が注がれる中、模範となった」と勇敢な行為をたたえた。

 地元メディアによると、マクロン氏は「あらゆる危険を冒してくれた皆さんに感謝する。あなた方の(素早い)反応により、最悪の事態は免れている」と述べ、名誉勲章を授与すると表明した。

 大統領府によると、消防当局は15日午後6時50分ごろ火災の通報を受け、事態の重大さから午後7時に特別態勢での対応を決定。同7時8分には現場で活動を始めた。


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