リクシル潮田会長、取締役を辞任 3月期は赤字530億円

記者会見するLIXILグループの潮田洋一郎取締役会長兼CEO=18日午後、東京都港区

 LIXIL(リクシル)グループは18日、潮田洋一郎取締役会長兼最高経営責任者(CEO)が5月の取締役会終了をもって、取締役を辞任する意向を示したと発表した。2019年3月期の連結純損益が従来予想の15億円の黒字から530億円の赤字に転落する見通しも公表。潮田氏は損失を生んだ期間の前代表執行役を任命した責任を辞任理由に挙げている。

 潮田氏は18日夕、東京都内で記者会見を開いて経緯を説明する。

 リクシルは瀬戸欣哉取締役を社長兼CEOから外して、取締役会議長を務めていた潮田氏が会長兼CEOに、社外取締役の山梨広一氏が社長に就任する人事を昨年10月に発表した。


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