2019年4月18日 16:44 | 無料公開
自民党厚生労働部会(小泉進次郎部会長)の全世代型社会保障改革ビジョン検討プロジェクトチームは18日、今後の社会保障制度改革について政策提言をまとめた。高齢者が70歳以上になっても厚生年金に加入できるようにするなど、制度の担い手を増やす政策案を列挙。政府が6月にもまとめる「骨太方針」への反映を目指す。
提言は短時間勤務者や高齢者を含め、全ての働く人が厚生年金や健康保険といった社会保険に入る仕組みが必要と主張。就労促進に向けたさまざまな政策案を盛り込んだ。小泉氏は部会後、記者団に「就労を阻害するあらゆる壁を撤廃し、社会経済全体を変えていく」と強調した。