ゴーン容疑者の妻が支援を要請 トランプ氏に、米紙寄稿

前日産会長カルロス・ゴーン容疑者と妻キャロルさん(左)=3月、東京都内

 【ニューヨーク共同】会社法違反(特別背任)容疑で再逮捕された前日産自動車会長カルロス・ゴーン容疑者の妻キャロルさんが米紙ワシントン・ポストに寄稿し、近く安倍晋三首相と会談予定のトランプ米大統領に「この不当な行為を解決するよう安倍首相に要請してほしい」と訴えた。同紙電子版が17日伝えた。

 キャロルさんは「米国市民として、米国にある権利の多くが日本に存在しないことを知って恐ろしくなった」と強調。容疑者が起訴前に最長23日間拘束されることなど「『人質司法』として広く知られる扱いは、精神を破壊し、自白を強要することを意図している」と指摘した。


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