AI人材育成、25年までに整備 大学入試や教育を改革

 政府は17日、人工知能(AI)やデータ処理などに強い人材の育成枠組みを2025年までに整備することを決めた。大学の入試や教育の改革などを通じ、全国で年50万人がAIの基礎的知識を学べるようにする。18日の総合科学技術・イノベーション会議(議長・安倍晋三首相)で示す。

 AI人材育成では、医療や農業、防災など多様な分野で年25万人を育成する計画を政府で検討中。大学や高校、小中学校にも裾野を広げる。

 コンピューターのプログラムなどを学ぶ授業「情報1」を高校に導入した上で大学入試にも取り入れたり、大学での専門分野とAIを組み合わせたりすることも考えられている。


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