中学女子バスケ部で保護者が体罰 兵庫・朝来、目撃部員が不登校に

 兵庫県朝来市立梁瀬中で昨年8月、女子バスケットボール部の練習中、見学していた保護者の40代男性が部員4人をたたく体罰をしていたことが17日、市教育委員会への取材で分かった。

 市教委によると昨年8月、体育館で練習中に女子部員14人が顧問の男性教諭の近くに集合。ふがいないプレーに怒ったとみられる男性が近づき、自分の子どもを含む当時3年の4人に「外で話し合ってこい」などと言いながら側頭部を平手打ちした。顧問は止めず、学校に報告もしなかった。

 居合わせた当時2年の女子部員1人が11月下旬から恐怖のため不登校になり、この部員の父親が市教委に相談して明らかになった。


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