2019年4月16日 17:34 | 無料公開
航空自衛隊三沢基地(青森県)の最新鋭ステルス戦闘機F35Aが青森県沖の太平洋に墜落した事故に関連し、防衛省は16日、今年2月末までに、三沢基地に配備された13機のうち5機が計7回、国内を飛行中に不具合が発生し、緊急着陸していたと明らかにした。これまで事故機の2回を含む3回としていた説明内容を訂正した。防衛省は「しっかり確認できていない段階で答えた。部隊に確認するなどして判明した」としている。
防衛省によると、いずれも操縦系統や燃料系統などで異常を示す警報装置が作動し、愛知県営名古屋空港や三沢基地、空自千歳基地に緊急着陸した。操縦士にけがはなかった。