原爆症認定、二審も認めず 佐賀県の白内障女性

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 長崎で被爆し、白内障を発症した佐賀県の女性(81)が、原爆症と認めなかった国の処分を取り消すよう求めた訴訟の控訴審判決で、福岡高裁(山之内紀行裁判長)は16日、女性の控訴を棄却し、一審長崎地裁に続いて請求を退けた。

 昨年5月の一審判決は、積極的な治療が必要な状態でなければ原爆症とは認められないと指摘。白内障による女性の日常生活への支障は認められないとした。

 一審判決によると、女性は8歳の時に爆心地から約0・7キロで被爆。1994年ごろに白内障を発症し、定期的に通院していた。2014年、国に認定申請したが、15年に退けられた。