2019年4月16日 11:45 | 無料公開
ビル・ウェルド元マサチューセッツ州知事=2016年9月、米ニューヨーク(ロイター=共同)
【ワシントン共同】来年11月の米大統領選に向け、ビル・ウェルド元マサチューセッツ州知事(73)が15日、CNNテレビの番組で、現職トランプ大統領に対抗して共和党候補指名争いに出馬すると正式表明した。AP通信によると、現職の大統領に党内から対抗馬が出るのは1992年大統領選のブッシュ(父)元大統領以来。
ウェルド氏は、トランプ政権の継続は「政治的な悲劇。共和党のことを心配している」と強調。米国は「財政規律や支出の削減」が必要と訴えた。
ウェルド氏は90年代にマサチューセッツ州知事を務め、2016年大統領選では小政党「リバタリアン党」の副大統領候補となった。