堺市長、修正総額は2億円超に 「私的流用ない」辞任否定

 堺市の竹山修身市長の後援会などで政治資金収支報告書に多数の誤りがあった問題で、竹山氏は15日、再調査の結果を市議会に提出した。3月に公表した調査結果から収入と支出を合わせた修正総額は1億円近く増加し、約2億3400万円になった。

 竹山氏は提出後、報道陣に「市民にご心配をおかけし申し訳ない」と謝罪。「政治資金の私的な流用はない」として辞任は改めて否定した。

 修正があったのは「竹山おさみ連合後援会」と竹山氏の資金管理団体、市長選で選挙運動を担った政治団体の2015〜17年の収支報告書。3団体合わせて収入、支出のいずれも約4800万円の不記載が新たに判明した。


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