五輪表彰台に再生プラ利用を検討 組織委、環境に配慮

 2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長は15日、東京都内の講演で、選手へのメダル授与の際に使う表彰台をリサイクル素材で製作する案を検討していると明らかにした。関係者によると、ペットボトルなどプラスチックの再利用を想定している。

 東京大会ではメダルを使用済みの携帯電話や小型家電から抽出した再生金属で作ることが決まっている。表彰台の計画も実現すれば、環境に配慮した取り組みとして注目を集めそうだ。世界ではプラスチックごみによる海洋汚染が深刻化しており、大会を通じて広く問題を啓発する狙いもあるとみられる。


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