松井氏、都構想で公明へ注文 法定協前に投票容認表明を

 松井一郎大阪市長は15日、代表を務める大阪維新の会が「大阪都構想」推進を掲げて大阪府知事とのダブル選や市議選、府議選に勝利したことを踏まえ、公明党が都構想の住民投票実施を認め、早期に表明することが望ましいとの認識を示した。制度案をつくる府市の法定協議会を夏までに再開する方針で、同党の立場をはっきりさせた上で議論を進めたい考えだ。

 「都構想については、もう一度住民が判断するという民意が出た。その民意を受けて、今の時点で公明党がどう考えているのか、早く表明していただきたい」と市役所で記者団に話した。


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