2019年4月8日 18:57 | 無料公開
中西進氏
新元号「令和」の考案者との見方が専門家の間で浮上している中西進大阪女子大元学長が、新元号発表後、著書を出版する筑摩書房に対して「万葉集は令しく平和に生きる日本人の原点です」とのコメントを寄せていたことが分かった。同社が8日、明らかにした。
筑摩書房によると、令和発表後に考案者として中西氏の名前が取り沙汰されると、著書「万葉の秀歌」(ちくま学芸文庫)への問い合わせが殺到した。1万部の重版を決め、2日に中西氏へ連絡したところ、同日中にファクスでコメントが届いたという。
増刷分には中西氏のコメントを印刷した帯を付けて販売する。