JOLED、255億円を調達 官民ファンドやソニーなどから

 有機ELパネルを手掛けるJOLED(ジェイオーレッド、東京)は8日、官民ファンドのINCJ(旧産業革新機構)、ソニー、NISSHA(京都市)の3社を引受先とする総額255億円の第三者割当増資を実施したと発表した。調達資金の一部は千葉事業所(千葉県茂原市)の設備投資に充てる。

 内訳は、INCJが200億円を出資。他の2社の金額は明らかにしていない。NISSHAは主要事業の一つであるタッチセンサーでの協業を検討している。

 JOLEDは、発光材料をプリンターのように塗り分ける独自の「印刷方式」による有機ELパネルの量産を目指している。


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