2019年3月29日 12:15 | 無料公開
記者会見に臨む華為技術の郭平副会長兼輪番会長=29日、中国広東省深セン市(共同)
【深セン共同】中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)が29日発表した2018年の通期決算によると、売上高は前年比19・5%増の7212億元(約11兆8700億円)、純利益は25・1%増の593億元だった。トランプ米政権が同社製品を排除するよう各国へ圧力を強めているが、いずれも過去最大となった。
18年の研究開発費は売上高の14・1%に当たる1015億元に上った。
売上高を事業別にみると、スマートフォンなど一般消費者向け端末事業が45・1%増と大幅に伸びた。一方、トランプ政権が排除を狙う通信キャリア向け事業は1・3%減少した。