北海道新幹線、開業から3年 延伸トンネルで見学会

走行する北海道新幹線=26日午前、北海道北斗市

 北海道新幹線(新青森―新函館北斗)が26日、開業から3年を迎えた。東京―新函館北斗の最速所要時間は、16日のダイヤ改正で4時間を切り、3時間58分に短縮。2031年春には札幌まで延伸予定だ。東京―札幌は現行速度で約5時間の見込みだが、JR北海道は高速化により4時間半程度への短縮を目指す。

 建設中の新函館北斗―札幌(約211キロ)の8割はトンネルで、掘削で出る約1950万立方メートルの土砂の処分地確保が課題だ。

 26日は、山岳トンネルとして国内最長の約32・7キロとなる予定の渡島トンネル(北海道北斗市など)で、北海道と青森県の小学生向けに見学会が開かれた。


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