TAO、農業高開校に校歌提供 大分、和太鼓演奏し初披露

久住高原農業高校で、提供した校歌を初披露する和太鼓演奏グループ「DRUM TAO」=25日、大分県竹田市

 大分県竹田市に拠点を置き、昨年末のNHK紅白歌合戦に登場した和太鼓演奏グループ「DRUM TAO(ドラムタオ)」が、市内で今春開校する県立久住高原農業高校に校歌を提供し、25日の合格者説明会で初披露した。力強い太鼓の音に会場からは「高校生活が楽しみ」といった声が上がった。

 同校は、大分県立三重総合高校(豊後大野市)の分校を単独校化し、県外からも新入生を受け入れる。校歌の作詞・作曲を依頼されたTAOは活動が忙しく引き受けるか迷ったが、「この地で作品を作ってきた。恩返しをしたい」と最終的に承諾した。約3カ月かけて、和太鼓のリズムを基調とした曲を完成させた。


  • LINEで送る