英ビッグベンの針、黒から青に 改修中、一部お披露目

改修中のビッグベン=24日、ロンドン(共同)

 【ロンドン共同】ロンドン屈指の観光名所で、大規模な改修工事のため現在は周囲を骨組みなどで覆われている英国会議事堂の大時計(愛称ビッグベン)の一部が、24日までにお披露目された。黒かった時計盤の針やローマ数字の色が青に塗り替えられ、鮮やかにイメージチェンジした。

 ビッグベンは1859年に完成。英紙サンなどによると、針や数字の色は完成時から1930年代ごろまでは深みのある紺青だったが、大気汚染による長年の汚れなどで黒色に変化したとみられている。今回は当時の青色に塗り直したという。

 2017年に始まったビッグベンの改修工事は21年まで続く予定。


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