豚コレラワクチンをイノシシに 岐阜県、感染拡大防止策で

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豚コレラの養豚場への感染拡大防止策として、野生イノシシ向けワクチン入り餌の準備をする作業員=25日午前、岐阜県美濃市

 岐阜県は25日、豚コレラの養豚場への感染拡大防止策として、野生イノシシ向けにワクチンが入った餌の埋設を始めた。29日までに、イノシシが多数生息しているとみられる18市町の山中900カ所に約3万6千個を埋める。

 美濃市の県中濃総合庁舎前で朝、地元猟友会の会員や県が委託した民間業者の作業員ら十数人がワクチンを受け取った。猟友会の男性(71)は「初めてなので分からないこともある。慎重に進める」と緊張した様子で話した。長尾安博県農政部次長は「時間がかかっても終息への第一歩にしたい」と述べた。