東独の人気キャラ登場から50年 「信号男」日本でも商品

アンペルマングッズを販売する店舗=ベルリン(共同)

 【ベルリン共同】冷戦時代、東ドイツの首都だった東ベルリンに、帽子姿の男性をデザインした「アンペルマン(信号男)」の歩行者用信号機がお目見えして50年を迎えた。東ドイツの製品は多くが姿を消したが、アンペルマンは統一ドイツの首都になった「ベルリンの顔」として残り、市民や観光客に愛される存在に。日本でも関連グッズが販売されている。

 歩行時は黄緑に、停止時には真っ赤に点灯するアンペルマン。東ドイツで交通安全行政に携わった心理学者の故カール・ペグラウ氏が考案し、1969年に1号機が東ベルリンの目抜き通りに登場した。


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