IH日本製紙、5月めどに判断 他の企業での存続可否

エキシビションマッチでアジア・リーグ選抜の主将を務めた日本製紙の上野拓紀=23日、DyDoアリーナ

 廃部が決まっているアイスホッケーの日本製紙が、他の企業などのもとでチームとして存続できるかどうかの最終判断は5月がめどになるとの見解を佐々木博明部長が23日、示した。東京・DyDoアリーナで男子日本代表とアジア・リーグ選抜によるエキシビションマッチを視察した同部長は、引受先については「いろいろなところと交渉しており、お話しできない」と話すにとどめた。

 アジア・リーグの小林澄生チェアマンによると、今月末に交渉の進捗の報告を受けて今後のリーグの在り方を検討する。できる限り存続の道を追求し、来季開幕を遅らせるなど柔軟に対応していく考えだという。


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