300キロ超大物クロマグロ 和歌山・那智勝浦

和歌山県那智勝浦町の勝浦地方卸売市場に水揚げされた308キロのクロマグロ(手前)=21日

 はえ縄漁法による生鮮マグロの水揚げ量が国内有数の和歌山県那智勝浦町の勝浦地方卸売市場に21日、同市場で今年最大の308キロ、全長2・36メートルのクロマグロが水揚げされた。この日は14隻が入港。200キロ台の大物を含め計8本のクロマグロが水揚げされ、市場が活気づいた。

 308キロの大物は高知県東洋町の「和丸」が勝浦漁港から南約430キロ沖で取った。

 市場を運営する和歌山県漁業協同組合連合会勝浦市場の参事役太田直久さん(56)は「クロマグロの水揚げが遅れているが、各船とも良いものを揚げてくれている。紀伊半島沖のは鮮度が良い。期待したい」と話している。


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