愛媛中2、グループ内でトラブル 同級生刺傷の引き金か

 愛媛県西条市立中で2年生の男子生徒の頭を刃物で刺したとして殺人未遂容疑で同級生の男子生徒(14)が逮捕された事件で、2人が行動を共にしていたグループ内で人間関係を巡るトラブルがあったことが20日、捜査関係者や同校の生徒らへの取材で分かった。西条署はトラブルが引き金になったとみて詳しく調べる。

 捜査関係者や生徒らによると、逮捕された生徒は2年生になってから被害生徒を含む10人程度のグループで行動していたが、被害生徒から「関わらないで」と告げられ、3月上旬にグループを抜けた。

 署によると「殺すつもりで刺した」と容疑を認めている。被害生徒は命に別条はない。


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