2019年3月19日 21:57 | 無料公開
19日、オランダ中部ユトレヒトの発砲事件現場に置かれた花と、路面電車(AP=共同)
【ブリュッセル共同】オランダ中部ユトレヒトの路面電車で18日、3人が死亡するなどした発砲事件で、同国捜査当局は19日、実行犯として逮捕されたトルコ系の男、ギョクメン・タヌシュ容疑者(37)が事件後に逃走に使った車両から、犯行がテロ目的だったことを示唆する書き付けが見つかったと明らかにした。
警察と検察は共同声明を発表し「現段階ではテロが動機だった疑いが真剣に考慮されている」とした上で、書き付けの発見などを理由に挙げた。事件に関係するとみられる23歳と27歳の男2人の拘束も明らかにしたが、実行犯と死亡した3人の間に関係を見いだせていないとも表明した。