牛丼の「松屋」、ロシア初出店へ 5年で30店舗目標

ロシア1号店となるモスクワの「松屋」で、試食用の牛めしを準備するロシア人男性=19日(共同)

 【モスクワ共同】牛丼大手の松屋フーズホールディングスは19日、ロシアの首都モスクワに「松屋」1号店を4月か5月に開店するのに先立ち、店舗を公開した。牛丼チェーンのロシア進出は初めてで、日本食人気を背景に5年で30店舗を展開し、年間売上高30億円を目指す。

 松屋は中国や米国、台湾に13店舗を展開。ロシアでは本格的な日本食レストランが少なく需要を満たせていないと判断し出店を決めた。

 1号店では主要メニューの「牛めし」並盛りを300ルーブル(約520円)前後で提供する予定で、カツ丼やラーメンなどもメニューに並ぶ計画。


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