産油国、減産維持で一致 4月のOPEC総会見送り

 【バクー共同】石油輸出国機構(OPEC)加盟国と非加盟国は18日、アゼルバイジャンの首都バクーで、原油の協調減産の状況を確認する監視委員会の会合を開いた。参加した産油国は減産規模などを当面は維持することで一致した。

 また4月に開催する予定だったOPEC総会と減産参加国の全体会合の見送りを決めた。6月を期限とする現行枠組みが終了した後の減産の規模や期間を固めるには早すぎるなどと判断した。

 7月以降の減産に関する協議を今後も続け、6月下旬にウィーンで開く次回定時総会などで具体的な枠組みを決める。


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