2019年3月18日 21:46 | 無料公開
法務省前で入管行政の是正を求め抗議する人たち=18日夜
入管施設に収容された外国人に対する人権侵害があるとして、東京・霞が関の法務省前で18日、入管行政の是正を求める抗議デモがあった。
デモには市民ら約100人が参加し、太鼓の音とともに「人権守れ」「長期収容を今すぐやめろ」「まともな医療の提供を」などと声を張り上げた。
デモに加わった埼玉県越谷市のフリーライターの男性(68)は「収容者はいつ出られるかも分からない残酷な環境に置かれ、人権が軽んじられている」と憤っていた。
在留資格がなく強制退去を命じられた外国人らが収容される入管施設を巡っては、長期の収容や処遇に批判も出ている。