ミャンマー初の小児肝移植 九大病院が医療チーム派遣

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九州大病院が派遣した医療チームにより、ミャンマー初の小児生体肝移植手術を受けたニー・ニー・ミン・ウー君(左)と両親(九大病院・ジャパンハート提供)

 九州大病院(福岡市)は18日、ミャンマーに派遣した医療チームが、重い肝臓病に苦しむ同国の5歳男児の生体肝移植手術を17〜18日に実施したと発表した。ミャンマー国内での18歳未満の小児生体肝移植は初めてで、手術は成功したという。

 同病院によると、男児はニー・ニー・ミン・ウー君(5)。肝臓と十二指腸をつなぐ胆管がつまる胆道閉鎖症という病気で、重度の肝硬変を発症していたという。

 チームは小児外科や麻酔科などの医師ら9人で構成し、手術にはミャンマーの医師らも参加した。男児の父親(36)の肝臓の一部を切り取り、手術全体で半日余りかけて移植した。