投光器点灯「その場のアイデア」 外苑オブジェ火災で送検の大学生

 東京・明治神宮外苑のイベント会場で2016年11月、木製オブジェが燃え、男児=当時(5)=が死亡した火災で、重過失致死傷の疑いで書類送検された日本工業大(埼玉県宮代町)の学生が、出火原因とされる白熱電球の投光器を「(ライトアップのため)その場のアイデアで点灯させた」と説明していたことが18日、警視庁捜査1課への取材で分かった。

 オブジェ内部に発光ダイオード(LED)の照明がつり下がり、元々、白熱電球を使う予定はなかった。捜査1課は、夕方になり暗くなったため、学生らがオブジェの見栄えを良くしようと投光器を置いたとみている。


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