2019年3月18日 18:24 | 無料公開
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は18日、探査機はやぶさ2による、小惑星りゅうぐう表面に人工のクレーターを形成する実験を4月5日に行うと発表した。小惑星の地下の様子を調べたり、実際の天体衝突でクレーターが生まれる過程を再現したりするのが目的。
2月に着陸した場所とは別の、比較的平らな場所を狙う。上空500メートルでクレーターを作るための「衝突装置」を切り離す。装置は40分後に爆発、その勢いで重さ2キロの銅の塊をりゅうぐうの表面にぶつける。
爆発で四散する破片をよけるため、はやぶさ2は爆発前にりゅうぐうの裏側へ逃げる。