お笑いコンビ「霜降り明星」（せいや、粗品）が東京都内で、通販サイト「ロコンド」の新ＣＭ発表会に登場。売り出し中の２人は、タレントのデヴィ夫人に翻弄されながらも、ＣＭでの共演に「こんな日が来るとは」と初々しかった。

　若手で競う漫才コンクール「Ｍ―１グランプリ２０１８」を制し、さらに粗品がひとり芸日本一を決める「Ｒ―１ぐらんぷり２０１９」でも優勝。勢いを買われ、ＣＭではデヴィ夫人らが演じる母娘に仕える執事役に起用された。

　役衣装で登場した発表会では、ＣＭでの関係性そのままに、デヴィ夫人から「お名前は何でしたっけ？」とあしらわれながらも、「ほんまの執事だったらすぐにくびになっている。夫人は優しい」と持ち上げるせいや。

　Ｍ―１の優勝ネタを、「あまり面白くなかった」とダメだしされても、「今後は夫人が笑えるネタ、高貴な漫才も探っていかないと。これをそのまま衣装にして」とさらに低姿勢なせいや。

　ネタの方向性にまで影響しかねない相方の“従順ぶり”に業を煮やしたのか、粗品は「それは（お笑いコンビの）『髭男爵』さんや！」とツッコミを入れ、Ｍ―１王者の意地を見せていた。