大阪のダブル選、本格スタート 都構想の信問う、反維新は共闘

 大阪市議会に続いて大阪府議会が15日閉会した。大阪維新の会代表の松井一郎知事と吉村洋文市長が仕掛けた入れ替わりダブル選が本格的にスタートする。「反維新」の共闘を目指し、各党は自民党擁立候補への支援を検討、大阪維新側は「大阪都構想を住民が判断できるよう信を問う」と訴えた。

 府議会本会議では市長選に立候補する松井氏の20日付の辞職願が審議、採決され「職責放棄」などと批判する自民、公明、共産各党などの反対多数で不同意になった。松井氏は告示日の24日、立候補の届け出が受理された時点で自動失職する。

 閉会後、松井氏は「ありとあらゆる手段で信を問う」と強調した。


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