インスタグラム、日本に開発部門 米国外で初、東京五輪も意識

 米交流サイト大手フェイスブックは15日、傘下の画像・映像共有アプリ「インスタグラム」の開発部門を日本に設置すると明らかにした。アプリの楽しみ方が多様な日本の利用者動向を研究し、新機能の開発につなげる狙い。米国以外では初の海外拠点となる。

 部門はフェイスブックの東京都内の拠点に設ける。技術者の採用は今後始めるが、当初の規模は10人程度の見通し。中長期的にはさらに人員を拡大する方針だ。

 東京五輪・パラリンピックを前に、スポーツを通じてアプリの利用者が増えるよう取り組みも進める。手始めに日本ホッケー協会と提携し、選手が活用してファン層拡大を目指す。


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