2019年3月15日 17:22 | 無料公開
【ニューヨーク共同】エチオピアで墜落事故を起こした米航空機大手ボーイングの最新鋭機737MAXシリーズについて、同社が昨年10月のインドネシアでの同型機墜落を受け、自動失速防止装置のソフトを昨年末までに修正する計画を米航空会社2社の操縦士組合に伝えたが、実施していないことが分かった。米紙ニューヨーク・タイムズ電子版が14日報じた。
同紙によると、米規制当局は4月までにソフトが修正されるとの見方を示した。アメリカン航空などの操縦士組合には、インドネシアで事故が起きるまで、同型機に搭載されたソフトについてボーイング側から説明がなかったという。