伊藤忠、デサント株保有40%に 敵対的TOBが成立

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デサント本社のロゴ=2月、大阪市

 伊藤忠商事は15日、スポーツ用品大手のデサントに対する株式公開買い付け(TOB)が成立したと発表した。国内では異例の敵対的TOBで、伊藤忠によるデサント株の保有比率は約30%から目標通りの40%に高まった。伊藤忠はデサントの経営体制に関して「デサントと早急に協議を行っていく」とのコメントを出した。

 筆頭株主の伊藤忠は、利益の多くを韓国で稼ぐデサントの収益構造などを問題視し、同社の経営陣の刷新などを求めている。株式保有比率が3分の1を超え、株主総会での重要事項の決議への「拒否権」を握った。

 デサントは東京証券取引所第1部の上場を維持する。