温室効果ガス削減で日本に期待 国連環境計画・局長代行

ナイロビでインタビューに答えるUNEPのムスヤ事務局長代行(共同)

 【ナイロビ共同】国連環境計画(UNEP)のジョイス・ムスヤ事務局長代行が14日までに共同通信の単独インタビューに応じ、6月に大阪市で開く20カ国・地域(G20)首脳会合と長野県での関係閣僚会合で「温室効果ガスの排出削減目標の引き上げで日本は大きな貢献ができるはずだ」とリーダーシップに期待を示した。

 ムスヤ氏は「新興国を含めた20の有力な国々での合意は、地球温暖化対策や海のプラスチック汚染対策を国際的に進める上での基盤となる。会議の重要度は極めて高い」と指摘。生物多様性の保全を含めて「成果が世界に一層の行動を促すことを期待する」と述べた。


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