春場所、大器・北の若が白星発進 高校横綱、前相撲始まる

前相撲で白星デビューを果たした斎藤改め北の若=エディオンアリーナ大阪

 大相撲春場所2日目の11日、新弟子らによる前相撲がエディオンアリーナ大阪で始まり、埼玉栄高で昨年の全国高校総体を制した斎藤改め北の若(18)=本名斎藤大輔、山形県出身、八角部屋=は一気の突き出しで白星デビューを果たした。189センチ、145キロの大器は「アマチュアと雰囲気が違った。不安はあったけど、しっかり動けた」と胸をなで下ろした。

 師匠で日本相撲協会の八角理事長(元横綱北勝海)や、少年時代から面識がある解説者の北の富士勝昭氏(元横綱)の現役時代と同じ「北」の字がしこ名に入った。大関豪栄道らを目標に掲げ「1日でも1秒でも早く関取になりたい」と誓った。


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